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名探偵コナンの二次創作サイト。18歳未満の方は御遠慮ください。公式とは一切無関係です。 取り扱いカプ→快新・Kコ・その他コナン受 基本R18、管理人の趣味により猟奇、ヤンデレ、他者モブ×受けなフルボッコ話もあるかと思うので閲覧にはご注意ください。

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ヘルマンとマリオットの関係論(キッド×コナン)
うっかりやってしまったスタンガンネタ第二弾。


とても犯罪臭がします。
無理矢理・暴力描写注意。
怪盗がガチで小さな探偵を虐げてますので注意


ヘルマンとマリオットの関係論


逃げるこいつが悪い。
だってそうだろ?オレは怪盗だ。
追いかけてくれるはずの探偵が逃げてしまったら、オレの調子が狂うのはごく当然のことだ。

 

「そうだろ?名探偵」

 

返事はない。地面に倒れ伏す小さな探偵は細い手足を投げだして、気を失っていた。眠っているわけではない、オレがスタンガンを首筋に食らわせて強制的にフリーズさせた。
逃げるこいつが悪いのだ。

 


力を入れたら折れてしまいそうな細い腰の上に直接は触れないようにまたがり(だって潰れちまう)、半袖のポロシャツを乱暴にひんむいた。それでもこいつは目を覚まさない。いい気になったオレはそのままヤツの子供服の半ズボンを脱がしにかかった。

 


「あ、うぁ……」


あとは靴下だけってところで、悪党に身ぐるみ剥がされた哀れな探偵君が目を覚ました。

 

 

「よお、お目覚めか」

オレは出来るだけいつもと同じ優雅な怪盗紳士の声音を作ろうとしたがうまくいかなかった。訂正、オレはいつも優しくない――この探偵といる時は。

 


「ここ、ど……なに、っ」

where am I?じゃねーよ呑気だな。おかしいだろうが、何もかも。
おまえが裸でいることも、怪盗のオレと一緒にいることも。

 

「キッ……ド……」

「そ、正解。ご機嫌よう、名探偵?気分はいかが?っと、しゃべれないんだったな、オーケーオーケー。代わりにオレがしゃべってやるよ」

「う……ざけ、…あ」

 


探偵は目は覚ましたものの、痺れて弛緩したまま呂律が回っていない。
少し電流を強くしすぎたのだろうか。身体のどこにも力が入っているようには見えなかった。ピクン、と小指の先が痙攣する。まるでオレを捕まえようとするかのように。

 


「夜道には気をつけましょーって小学校で習わなかった?それとも自分は高校生だから平気だって油断してた?毛利探偵事務所のすぐ手前の角までの記憶はあるか?あ、ランドセルはここにあるぜ。証拠を残すなんてヘタ打つ真似はしないからな。それから何が聞きたい?ああ、ここはオレの部屋。隠れ家の一つのマンション。逃げ場はねえよ」

 

一息に捲し立てると探偵は憎々しげにオレを睨んだ。
ぞくぞくする。瞳の強さの色は変わってない。オレは手元のスタンガンのスイッチを入れた。リモコンにも電気シェイバーにも似たその物体はバチバチと青い火花を放った。薄暗がりの寝室にその青白さは不気味で、火花の音は虫の羽音のようで、季節はずれの蛍を思い出させる。

 

 

スタンガンの火花を見せても探偵くんは脅えた様子もなければ顔色一つ変えない。オレは鼻歌を歌いながら細い手首に電極を咬ませた。

 


「う、ァアアアッ」

喉の引き攣る苦鳴が聞こえ、転がされているフローリングの床をびくびくと痙攣する細い手足が叩いて揺れた。

 

「なに、す……ッあ、ああ」
「子供は痛くしないと覚えないらしいからな?」
「ん、てめ、あ、ァアアッ」

 

力が入らないまま逃げようともがく手足に続け様に二三度電気を打ち込むと、さすがの探偵も動きをとめた。心臓に遠ければ遠いだけダメージは少ないはずだがこう続けてはきついのだろう。ぜいぜいと荒く息をしてオレを睨む。


睨みながら、グーとパーに手を握ったり開いたりして身体が動くことを健気にも確かめようとする必死さに笑いがこみ上げる。

 

「一応聞いてやる。痛くされたい?それとも、優しくされたい?」

 

オレは探偵の裸の身体の上にかがみこみ、電源の入ってないスタンガンで首筋をなぞって聞いた。脇腹から首筋までをいったりきたりと優しく撫でると、いまは電流は切ってあるのに、可哀想なくらいの怯えが伝わってくる。

 


「ほら、答えろよ」


力の入らない裸身を指先で弄ぶと面白いように身体が跳ねる。
あ、とか、う、とか途切れ途切れの短い掠れた悲鳴は彼の精一杯の抵抗なのだろう。固く引き結んだ唇から血が出ている。

 


「なに、かんがえ、て…んだッ…あ、」

「ナニって、名探偵のことを」


嘘ではない。
オレは四六時中胸が苦しくて苦しくて張り裂けそうなくらいこの小さな探偵のことを考えている。

 


「優しくされたいなら可愛くおねだりしてみろよ。痛くされたいなら、そのままだな」


「こんな、こと、して、……覚え、てろよ、…」


スタンガンをちらつかせて笑うと探偵は喉から声を絞り出して叫んだ。
それが答えか。スタンガンをひとまず床に置くと、ぐったりとしている探偵の身体を抱きあげてオレもズ自分のボンの前を寛げた。


「上等。そうこなくっちゃな」





先に手を出したほうが悪い、怪盗の領分に踏み込んだほうが悪い。
こんな小さな子供のナリで。

「ゆるさ、ねえ……」







「いいね。もっと罵って喚いて、オレを夢中にさせてくれよ、小さな探偵くん?」

 

唇に吸い付くと、決して涙を零さない強気な瞳が怒りの色に潤む。
貪るように、いや、それこそ全てを食らい尽くすように犯したその時のことは残念ながら記憶が定かではない。ただ、押し殺した悲鳴が甲高い咽び泣く声に変わっても、オレの凶暴な衝動はおさまらなかった。






あとには薄汚い欲望の名残を身体中にかぶった子供が一人、スタンガンの横に転がってぼんやりとした瞳を虚空に向けているのをオレは他人事のように眺める。

 












ヘルマンとマリオットの関係論





――――――




ヤンデレとか執着とか歪んだ愛ゆえに暴走しての暴力とは違う、突き放した感じになってれば…!
ひどくてすみません。こういうのも大好きです。




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