名探偵コナンの二次創作サイト。18歳未満の方は御遠慮ください。公式とは一切無関係です。 取り扱いカプ→快新・Kコ・その他コナン受 基本R18、管理人の趣味により猟奇、ヤンデレ、他者モブ×受けなフルボッコ話もあるかと思うので閲覧にはご注意ください。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
甘いと汗って似てるよね(*'ω'*)
今週の江戸川まとめ
えろい
えろい
えろい
全力で看病したい
あとえろい
あと不覚にもオネショタにもえた。
蘭に襲われればいいと思うの
っていう今週のコナンくんはおいといて、
名探偵と大怪盗が風邪を引いたようです(R18注意)
sweet×sweat
しゅわしゅわと加湿器の音が微かに聞こえる。
遠くで、車のエンジンの音が聞こえる。
あったかい電気毛布とぷりぷり怒ったみたいなヒーター。
視界のすみっこに映るテーブルの上には白い紙袋、中身は風邪薬。隣には水差し。
夕暮れ。
分厚い羽布団の中で、風邪を引いてしまって発熱しているコナンを抱いたまま俺も眠ってしまっていたらしい。壁掛けの丸時計を見ると二時間ほど経っていたようだ。名探偵はいっこうに目を覚まさない。
こうして抱きすくめれば普段なら容赦なく飛んでくる皮肉と嫌味と蹴りもなく、今日は大人しく俺の腕の中に収まっている。まるで大きな人形かぬいぐるみだ。
体調のせいで文句を言う気力もないらしいのをいいことに、おれは柔らかいつむじの匂いをかいだ。汗のにおいにまじって、子供特有のミルクみたいな体臭。
「ん…あれ、快斗…」
じーっと見ていると、コナンが目を覚ました。
熱のせいか声も覚束ない。
「あ、起きた。まだだるい?熱、計る?」
「ん…」
動けない名探偵のかわりに、腕を伸ばして、テーブルの上にあった体温計を取って渡す。布団から飛び出た腕が少し寒い。
「ほらよ」
「サンキュ。さっきよりはよくなってると思うんだけど…」
「無理すんなって」
ほんのりと色づいた頬。
しっとりと濡れた首筋。
熱い吐息。
うるんだ瞳。
すぐに、ピピ、と体温計のアラームが鳴った。
「ええと。あ、38度6分」
コナンは熱を示すデジタルの表示を見て顔をしかめる。
すぐにでもどうにかなってしまいそうな色気に当てられるが、どうしようもない。
彼の症状はただの風邪だし、こんな状態でこんなちっこい子供に手を出すなんて紳士的じゃない。
「……で、快斗。おまえは?」
「あはは…38度4分」
それに実は、俺自身も風邪をひいていた。
名探偵の風邪が感染ったのではなく、ほぼ同時に二人で風邪を引いたと考えられる。
昨夜、この寒い時期に揃って川に墜落したのだ。飛ぼうとする俺になりふりかまわずしがみついた名探偵も大人気ないし、コントロールを失った俺に非があったとも言える。
びしょぬれの名探偵を幼なじみのお嬢さんのところに帰すのも忍びなく、とりあえず俺の自宅に泊まらせて一夜明けたところ二人して風邪を引いてることが発覚、取りあえず寝るかと市販の風邪薬を飲み込んでさらに日中ずっと眠りこんだ結果、今にいたる。
「ってなんだよ俺と変わらねえじゃん」
「俺のほうが低いんだからな、大人しく看病されとけって」
俺は手を伸ばして、枕元のタオルを取って名探偵の額の汗をぬぐってやった。
ほんとは氷枕もとりかえたいけれど、起き上がる気力はなかったから冷えピタをぴたっと張り替えてやっただけで終わった。
「うー…だる…」
「俺も」
はあ、とどちらからともなく溜息を吐いた。
どちらの熱かわからないくらい火照っている。
「うっ……喉がひりひりする」
「ちょっと待ってろ…水、ある」
ペットボトルのスポーツ飲料をとって、キャップを外して水分を口に含む。
俺が何をするつもりかわかったのだろう。一瞬顔をしかめたものの、コナンは大人しく唇を薄く開いた。顔を近づけ、唇を近付け、ぴたりをあわさってから水を流し込む。
んくんく横になったままの喉が嚥下して、ちゃんと飲めたらしい。
ぷは、と溜息をついてほんの少し頬を赤らめた。そしてまたもぞもぞと俺の腕の中におさまった。俺もペットボトルの残りを飲み干すと、空になったボトルを床に転がしてまた布団にもどった。
「ゼリーとかヨーグルトもあるけど、食う?」
「いらない、食欲ねえ。おまえは?」
「んー、俺もかな」
おまけに、熱いのに寒い。これだけあっためているのにゾクゾクと背筋が震える。しかしぞわぞわとした寒気はこうして人肌で暖め合っているとだいぶマシに思えてきた。ぶるりと震えてコナンをぎゅっと抱きしめると、珍しく、コナンも俺の背に腕を伸ばした。
やはり風邪はこの鬼のように容赦ない名探偵をも弱らせるらしい。猛威をふるいすぎである。
「やっぱ、家に送り届けてやるから誰かに看てもらったほうがいいんじゃないか。今の俺じゃちゃんと看病してやれないしな」
と熱い頬をふにふにと突きながら言った。
こんなふうにいつもは触らせてくれない。嬉しいけど、調子が狂う。
「いい。帰って蘭にうつすよりは。それに…俺が帰ったらおめーは一人だろ」
そういって顔を埋めるようにぎゅうぎゅうと抱き返してくれた。
熱くてだるくて気持ち悪いのに、最高に幸せだ。
少なくとも、風邪特有の心細さは微塵も感じない。そしてちょっとだけワクワクしてきてしまった。小さなころ風邪で学校を休んだ時、確かにこんな気持ちだった気がする。突然ふって沸いたような非日常。この昂揚は熱のせいだけではない。
「ん…なに、す…」
俺の貸したトレーナーのだぶだぶの裾をぺろりとめくる。名探偵の脇腹を撫でた。てっきり、すぐに制止が来るかと思ったのにコナンは小さく呻いただけだった。熱にうなされたような頭がふわふわとしてくる。
「ちょっと、触りたくなっただけ」
包み隠さず誤魔化さず、正直に答えた。汗でしっとりとした子供の素肌が吸い付くようで気持ち良く、いつまでも触っていたい。ぺたぺたと撫で回しても、いっこうに大人しいままだった。
「あれ、珍しい。嫌がんねーの」
「抵抗されたいのか?変わった趣味だな」
「…んなわけあるか」
「べつに、気持ち悪いのは熱のせいでさっきから変わらねーよ。、それにくらべたらおまえの手はまだましだな」
と、いうことは、俺と同じなのかもしれない。
俺もコナンの小さな手が触れている場所は、ざわざわとした寒気をあまり感じないですむ。くすぐったい熱が新たに生まれるということはおいておいても、おでこを冷たい手で触られてると気持ちいいのと同じ、不安な時に手を握って貰えると落ち着くのと同じ、不思議な作用があった。
そっと、撫でる。
滑らかな腹の上とか、汗ばんだ背中とか、ぺたぺた、と身体中をまさぐる。
「ん、ん、あー…」
押し殺したような吐息。じんわりと汗ばんでいる。
「俺も、さわってやるよ…」
「え、あ、うん」
コナンの小さな手が遠慮無くのびてきて、パジャマのズボンのゴムの間に手を差し込んだ。いきなりどこを触ってるんだ、と思ったが熱のせいでいつもよりも感覚が鈍くなっている。どことなく現実味がない。ふわふわと熱に浮かされながらコナンの下穿き(こっちも俺が貸したやつ)を下着ごと脱がせてしまった。
片手でもたりる、つるつるとした尻を撫でるとびくりと肩を揺らして俺のシャツにしがみついた。あー、だとか、うー、だとかよくわかんないことを呻いてる。そして小さな片手で、熱が集まって硬くなりはじめているそこを握られた。そんなことをされるのは初めてだ。
「いやいやいや、めーたんてー。熱でもあるの」
「はあ?」
呆れたようなジト目で睨まれた。
そうそう、熱があるからこんな自体になっているのだ。38度6分。
今はそれよりもさらに上昇してるのかもしれない。
俺はさわさわと撫でていただけの手をするりともう少し下に忍び込ませ、汗が伝っているくぼみを指で探り当てた。
「あ、…はっ…、や、ああ」
「いつもよりあっさり入ったな。熱のせいで力はいらない?」
「ちがっ…」
「せっかくだから座薬用意すればよかったな。一石二鳥」
「バーローんなことしてみろ!おまえにも座薬突っこむからな!熱があるのは一緒だろ!」
「それは勘弁だな」
「ん、や、快、かい…と…」
ぐちゅぐちゅと指一本を深く浅く出し入れして、壁をするように動かした。
互いに熱のせいで感覚が鈍くなっている。ひくひくと反応するものの、いつもより切羽詰まったものではなく、あるがままの快楽をそのまま受け容れているような穏やかな接合だった。
指をもう一本増やしてみてもそれは変わらない。
コナンはシャツを掴んでいた手をはなし、両手で俺のそこを包むようにして扱いてくれる。風邪の倦怠感や気持ち悪さを払拭するように、互いの手の感覚だけをおっている。特に激しく興奮することもない。穏やかに慰めあうように触れるあうのは想像以上に心地良かった。
指でつきあげ、首筋を伝う汗をぺろりと舐めると、
暴れるように首を振る。
「ん、あっ…も…快、はなし、て」
ぶるっと背中を震わせて、先にイッたのはコナンの方だった。
汗やら体液やらで、幼い性器と尻の間がびっしょりと濡れている。俺も汗をかいていた。きゅうと指を締め付ける中がせばまったから、感じてくれてることがわかって満足した俺も、一緒に達してしまう。コナンの手をべとべとに汚してしまって、そばのタオルであわててぬぐって、また布団の中に抱きすくめたままもぐりこんだ。
「……気持ちよかった?コナンくんは」
「ベトベトしてさっきより気持ち悪ぃよ」
「あっそ。そりゃーよかった」
コナンの声はさっきよりもすっきりしている。笑いがこみあげてきて、ぎゅっと強く抱きしめると、小さな手が頬をつねった。
汗の匂い。子供特有の甘い体臭。
くんくんと髪に鼻先を押しつけると、腹を蹴っ飛ばされてしまった。
しゅわしゅわと加湿器の音が聞こえる。
もう一眠りして目を覚ましたら、きっと二人とも熱がさがっているだろう。
根拠のない自信だったが、この幸福が妙に名残惜しいから、多分あたってると思う。
トラックバックURL