名探偵コナンの二次創作サイト。18歳未満の方は御遠慮ください。公式とは一切無関係です。 取り扱いカプ→快新・Kコ・その他コナン受 基本R18、管理人の趣味により猟奇、ヤンデレ、他者モブ×受けなフルボッコ話もあるかと思うので閲覧にはご注意ください。
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ヘルマンとマリオットの関係論2
仮の名前を呼びながらイきまくる同じく仮の姿の探偵君はちょっと愛しい。
なんせまだ小学生だ。笑ってしまう。
黒羽快斗の仮の姿であるところの怪盗キッドが、かの有名な名探偵工藤新一の仮の姿であるところの江戸川コナンを手に入れてから早3ヶ月経つ。
こんなに飽きっぽい自分がが、よくもまあこんなに辛抱強く躾けたものだと怪盗は人ごとのように思った。
生意気さもしたたかさも変わらず、正義を愛し、そして皆に愛される愛らしい名探偵。
その彼が、自分といる時だけ豹変する。
これを「手に入れた」と言わずして何と表現すればいいのだろう。
「キッド、……あ、アァア」
黒羽の身体の下で喘ぐか細い身体。
腰も腕も足も首も何もかもが細く幼い未成熟な子供。3ヶ月かかって慣らしたソコだけが黒羽のものをしっかりとくわえ込んで成長してしまった。
「また懲りずに現場に来たってことはさ、こうされたかったんだろ?」
「ん、なあ、ちがっ、やあ」
「じゃあなんでわざわざきたんだ?」
「おめーをつかまえる、ためにっ、き、まってんだろっ」
苦しそうに喘ぐ。
半開きに開いた口からは飲み込み切れない唾液が伝ってコンクリートを灰色に塗らした。
「へえ、知らなかった。そのわりには名探偵は本気でオレを捕まえたがっているようには見えないんだけど?」
いつのころからか、探偵の気配がかわった。どうやら本気で捕まえ気がないようなのだ。とはいえ暗号の解読にも嫌味と虚構が入りまじった会話の応酬のあとの追い詰める殺人シュートにも手を抜いている様子はなかった。誰も気付かないようなそんな些細な変化に黒羽が気付いたのは、単に黒羽が彼のことをよく観察していたためである。
そしてそれは奇しくも怪盗が探偵に恋心を持ったの同時期だった。
「それともこっちがいい?」
「ひ、ァッッッ」
彼を調教するために隠し持っていたスタンガンを首筋に押し当てると、実際には電源を入れていないのに細い躰がビクビクと痙攣した。手足がひきつったように硬直し、ビクんと宙に浮いた。大きく瞳孔を見開き、口からはこらえられなかった涎を溢し、千切れそうに背中をしならせ大きく幾度もバウンドする。
「や、ア、アァァッ」
実際のところはまったくショックは与えていない。コナンの身体はもとの柔らかさに戻っていた。大人しくなり、なだらかな胸だけが呼吸のために激しく上下していた。
「は、ぁっ……ん、んあ」
滑稽だ。
ほとんど反射のように彼は脅える。ただでさえキツい中がきゅうと縮こみ噛み千切られそうだった。緩く開いた口からも、脚の間の穴からもこぽこぽと体液が零れている。
「だいたい、繋がってる時に使ったら感電してオレにまでダメージきちまうだろ?」
そんなこともわからないくらい錯乱する小さな探偵くん。
自分といる時だけだ、彼がこんなふうにおかしくなるのは。
よく慣らしたものだと黒羽は思った。
「キッ、ド、ぁ、アアッツ」
仮の名前を呼びながらイきまくる同じく仮の探偵君はちょっと愛しい。
なんせまだ小学生だ。笑ってしまう。
黒羽はいつになく残虐な気持ちで、ぎちぎちに咥えこんでいる性器から彼の小さな体を離させた。ぬぽん、と空気が抜ける音が間抜けだった。
どろどろと白濁が腸液と絡んで糸を引く。
小さな彼は、だくだくと汗を滴らせてコンクリートを濡らしていた。髪もぺったりとひたいや頬に張り付いている。逃げるために自分だけさっさと身仕舞いをする怪盗を、大きな瞳がじっと見上げていた。
コナンはあれほど千切れんばかりに泣き叫んでいたのに、次の瞬間にはこうして抵抗する気満々の瞳でたったいままで征服されていたはずの怪盗を睨み付ける。心身ともに刺激で感情をインプットされているはずなのにちっとも屈しないその瞳が黒羽は好きだった。
かといって、敬意と愛情を表して撫でてやろうとにっこり微笑んで手をのばすと、コナンは金縛りにあったみたいに、蛇に睨まれたカエルのようにびくりと身体をこわばらせた。ごくりと細い喉がなって、ゆっくりと震える吐息を吐き出しながら「どうして」と弱々しくささやく。
(可哀想可哀想可哀想可愛そう可愛そう 可愛い)
「可愛いよ、名探偵。とってもあわれでとっても可愛い」
黒羽はコナンの隣にかがみこむと、愛おしげに白濁塗れの少年の身体をマントで包んだ。
ごしごしとぬぐって、舌を膚にはわせる。汗はしょっぱく涙は甘い。
「怖いの?名探偵」
優しく問いかけると、違う、と頭を振る。
否定したいだろうに声が出ないようだ。からからに乾いた喉はひゅうと木枯らしのような音がした。精通前の幼い身体からとろとろと蜜が零れていたから、ちゅと吸ってやると思いっきり暴れられた。なだめるように、抱きしめながら小さな唇にもちゅ、ちゅ、と吸い付く。
「あ、あ、もう、やだ……やめろ、たのむから……」
喉をのけぞらせて、手をつっぱねて探偵は抵抗するが、弱々しいその動きは甘えてすがるようにしかみえなかった。
「『やめろ』に『頼む』ねえ…?」
黒羽は乾いた声で自嘲した。
この少年はどんな手ひどい仕打ちをしても、懇願することは決してない。痛みに声をあげることはあってもそれはたんなる生理反応だ。プライドの高いこの小さな探偵の懇願は思ったよりも心地良かった。それに。
「嫌ならもっとしようかな」
あやすように腕に抱きかかえ、ちゅ、ちゅ、とキスを降らせる。探偵は本当の子供に戻ってしまったようにその慰撫を大人しく受け容れ、それどころか甘える子猫のようなしぐさで頬を黒羽の首筋に擦り寄せた。これでは嫌がらせにもなりはしない。
コナンがキッドを追いかけなくなった理由をキッドはよく知っていた。
しかしその答えを直視する勇気は未だ無い。見ようとすれば見えなくなる。真実を見つけようとすれば見えなくなる自分たちにはこの関係がお似合いだった。
ヘルマンとマリオットの関係論
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まさに誰得。こういうの好きです。
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