名探偵コナンの二次創作サイト。18歳未満の方は御遠慮ください。公式とは一切無関係です。 取り扱いカプ→快新・Kコ・その他コナン受 基本R18、管理人の趣味により猟奇、ヤンデレ、他者モブ×受けなフルボッコ話もあるかと思うので閲覧にはご注意ください。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
COMIC CITY SPARK 5 (東1N29a)
【快コ】大人の事情・子供の情事
【新K】彼と彼の波長の話
既刊
【新K】ファントムクオーツ/R18
詳細はこちら
他に無配でKコ出します。
よかったらよろしくお願いします!
ページおった続きから本文サンプル載せてあります。
夕闇の公園でキスをしたからといって、オレと探偵くんの関係は特に劇的な変化はなかった。変わったことといえば、二人で並んで歩く時、コートの腕と腕がぶつかるようになったことくらいだろう。
それから、ますます冷え込むようになった。
特に朝、布団を剥いで床に足を下ろした時に実感する。
窓を開けると息は白く、トレーナーの背がぶるりと震えて、早くもベッドに戻りたくなる。
あの子を抱きしめ、眠ったら、きっととても暖かい。
例年まれに見る異常気象だ。
急に映画を見に行くことにしたのは、商店街の福引きの五等の景品が無料招待券のチケットだったからだ。
と言っても、運の悪いオレが福引きを当てたわけでは、もちろんない。無料招待券という口実があれば、誘うのに不自然がないというだけの話だった。
オレの目論見どおり、彼は、一瞬だけ奇妙な顔をしたものの、くしゃくしゃになった映画のチケットを受け取ってくれた。
その次の日曜の昼過ぎ、オレが決めた待ち合わせ場所にいたのは、上品な仕立ての子供用のコートに身を包んだ小さな男の子だった。最近よく着ていた紺色のパーカーでないのは、今日はランドセルがいらないからに違いない。大人びた服装にランドセルは似合わない。
よそ行きの可愛らしい、暖かいコート。まるでデートみたいだった。
彼もそう思ってくれてたらいいと思ったら、なんだか胸がいっぱいになった。
――――
だいたいこんな感じ!
愛をちょっとずつ育んでる感じの関係です
トラックバックURL