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名探偵コナンの二次創作サイト。18歳未満の方は御遠慮ください。公式とは一切無関係です。 取り扱いカプ→快新・Kコ・その他コナン受 基本R18、管理人の趣味により猟奇、ヤンデレ、他者モブ×受けなフルボッコ話もあるかと思うので閲覧にはご注意ください。

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「犯罪者2」(キッド×コナン)
前回の続きです。
R18ご注意ください


――――



「全部丸ごと欲しくなったから奪うって言ったら、探偵君は怒る?」

犯罪者2

 
細い体躯、柔らかな頬、未熟な肌、小さな唇。
そのどれをとっても小さな探偵の体は愛を受け容れるには幼すぎた。



「痛くしないように努力する……つもりだが、完全に痛くしないのは無理だからな、先に言っておくぞ」

ハートフルな怪盗紳士はそんなふうに言い訳した。
コナンにではない。彼を傷つけてしまいかねない自分自身に言い訳をした。



「そんなのいいから。さっさとしろよッ…」
「こんな時にまで命令口調なのな、名探偵は」


ちゅ、と子供のこめかみに唇を落として、小さな探偵のシャツを脱がしにかかった。
ボタンを外して前を肌蹴させただけで、全部を剥ぎ取らなかったのは寒さのためというよりは気恥ずかしさのためだった。体温的にはむしろ暑い。汗がじわりと浮かぶ幼い肌を舌で舐めた。



「ンッ…ン」
「そんな力むなよ。まだ何もしてないぜ」
「うるせ……」


コナンはコンクリートの手摺りに腰掛けたキッドの膝に横向きに抱かれ座って居た。
両手の指でキッドのジャケットの襟をしっかりと掴んでいる。落ちないようにしがみつく。キッドは片手で魔法のようにするすると脱がせながら、もう片手で小さすぎる胸の尖りを爪でひっかいてピンと弾く。じわりとさらに汗が広がった。




「別に好きだからって無理に体で繋がらなくてもいいんだけどな、確かに」

罪の釈明をするようにキッドはぼやいた。独り言のようだった。
そうこうしている間にも、小さな探偵はどんどん剥かれていく。
ゆでたまごの殻を薄い膜ごと剥くように、つるんと子供らしいすべらかな肌が現れる。

 

「でも全部丸ごと欲しくなったから奪うって言ったら、探偵君は怒る?」


キッドはコナンのメガネを顔から外して、そっと手元のコンクリートに置いた。
コナンは暴れることもせず、メガネを外しやすいようにかすかに首を振った。




「そうだな、怪盗だから奪うっていうならオレはおめーに怒ると思う」
「……」
「だって、奪わなくても、オレがくれてやるからな」


小さな探偵は楽しそうに笑った。ジャケットの襟を握り絞めていた細い両腕をキッドの首の裏にひっかけるように回して口付けた。兄弟かそれ以上の年齢差と体格差。一見、小さな子供がお兄ちゃんに甘えるようなやり方のキスだったけれど、しがみつくために少しだけ浮いた腰の下にキッドは手を回し、するりと尻を撫でた。



「あッ…」

ぴくんと反応を示す探偵の弱いところを探るように、手の平を汗ばむ肌に滑らせた。
薄い胸、なだらかな腹、柔らかくて小さな尻。くすぐったいのか、震える肌に鳥肌が立つのを見止めると、子猫をあやすようにあごの下をこちょこちょと撫でた。



伏せた睫毛が震え、頬が紅潮している。
じっとキッドが観察していることに気付くと、「バーロ」と小さな声で抗議して、ブルーのシャツに顔を押しつけてしまった。顔が見えなくなったかわりに、近づいた耳たぶをそっと唇ではんだ。



「に、すんだよ…!!」
「探偵くんはどこが弱いのかなー?オレは怪盗だから推理は出来ないからな、しらみつぶしに調べてやろうと思っ…げふっ」
「殴るぞ、それ以上言ったら!」
「…ってもう殴ってんじゃんか。あーびっくりした」



体格差と抱き込まれてる体勢が災いして、コナンのグーに握った拳は見事に怪盗の顎を下から直撃した。不覚にもちょっとだけ目眩がした。でもそんなところも愛しい。容赦ない探偵にゾクゾクするって言ったら「マゾか」と冷たい半眼で笑われた。本当に容赦がない。





「好きならね、まるごと愛しちゃえるわけ」

そっと手を彼の半ズボンの下に差し入れた。手の平で直に触ると、ひくりと背が仰け反った。その背を片手で支えて宥めるようになぜると、少しずつ力が抜けていく。

 

「名探偵」
「あ、……」

唇に舌を差し込む。子どもの咥内はとても暖かい。
ぴちゃぴちゃと柔らかい粘液を舌でつつくと、小さな子供は苦しそうに呻いた。



「はっ、ぁっ……んっ、んっ……き、っどッ」
酸素不足からか、大きな瞳をうるうると潤ませて苦しそうに腕を回し、背中をぎゅっと握った。くったりとしがみつき、ハァハァと荒く息をする。



「辛かったか?」
「へーきだからッ、続けろッ」

コナンは小さな手の平でキッドの頬を包み、頬を子猫のように擦り寄せる。
暖かい舌が唇にくにゅりとあたったから、キッドもまた当然のように迎え入れた。



「ぐ…う…んっ」
ぴちゃぴちゃと猫がミルクを舐める音が、静かな月夜に響く。
それもかなり長い時間。顔を離すと、名残惜しいのかむずがるように呻いた。
銀色の糸が、探偵と怪盗の唇の間に落ちる。赤くぽってりと濡れた唇に目を奪われる。
はぁはぁと苦しそうに息をしている。少し無理をさせすぎてしまったのかもしれなかった。



およそ子供らしからぬ色香に犯されている彼を初めて見た。
しかし濡れた瞳でまっすぐにキッドを見つめる色は下卑たものでも安っぽいものでもなく、ぞっとするほど鋭利な棘を放っていた。凛とした気配は怪盗のそれに似ている。



先に進むことをわざわざ確認するという無粋も手間も取ることもなく、するりと固くとじた尻に、手袋を取り舐めて濡らした人差し指を差し入れた。


「……ッ!!!!」
「痛むか?」
「……痛いに決まってんだろバーロー!」


キッドの首を絞めんばかりにネクタイをぎゅうぎゅうと引っ張る探偵は低く顰めた声を張り上げた。照れ隠しなのか、元気よく文句を垂れる姿にキッドはなぜか安心してしまった。でもちょっと首が苦しい。



「……あんま絞めんなよッ」
と皮肉の一つもぶつけると、コナンはぱっと緋色のネクタイから手を離した。睨んでるわりに素直で、頬をあからめてるのに涙の一つも浮かべない彼にぞくりと色情を煽られた。



「ちげーよ、こっち」

笑いを含み、埋め込んだ人差し指の間接をくいっと体内で曲げると、

「あ、あっっ!」

さすがに甲高い声があがった。細い足をびくんとはねあげてキッドにしがみつく。




「狭すぎ、指千切れそう。痛いって名探偵」
「…オレの方がもっと痛いんだぞ?!やっぱ訴えてやる、全力で捕まえてやるっ」



じたばたと暴れながらも小刻みに声をあげる彼を。
言葉ではなんのかとのといいながら、快楽を感じられるように汗ばむ全身をもう片方の手で丁寧に愛撫した。中はとても狭く熱い。ふにふにとした柔らかい膚のどこもかしこも愛おしくて、ずいぶんと時間をかけた。そのせいか、指を何度か出し入れするたびに、はっきりと喘ぎ声といえるものが聞こえるようになった。



「あ、あっ、んっ…ひ、ぁ」
「オレから仕掛けといてナンだけど、名探偵、辛くないか?」
「ほ、んっとおそいなっいまさら、かよっ…!あ、…はっ、へ、き、それよりおめーこそ、いいのかよっ」
「なにが」
「はっ、欲しいんだろ?オレのこと。だっ、たら辛くないのか、ってきいてんだよッ!」



コナンは抱き上げられたままのその小さな足で怪盗の腹部を軽く小突いた。
小さな足の裏ごしに、白のスラックスごしの固く張り詰めた性器の感触が伝わった。



「さすが、に……中つっこむのはまだ無理だと思うから、手で我慢しろよ…っ」
キッドに体内を嬲られたまま手を伸ばし、ベルトのバックルとファスナーを外そうとした。



「……ハッ、ガキが無理すんじゃねーよ、探偵君?」
「あ、ぁっ」
しかしキッドはすぐに、コナンの手が届かないようにコナンを抱き上げる腕をずらした。キッドの膝の上に横座りに抱かれているコナンはちょっと支える背を後ろに傾けるだけでそこには届かなくなる。



「黙って鳴いてろ」
「てめっ…」
今夜は、初めての小さな探偵の体を開かせるのに専念したいらしく、キッドは再び手を素肌に伸ばして首筋と鎖骨の汗を舐めとった。



「く、ぁっ……ざけ、んな」
小さな穴がぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてる。ハァはぁと荒く乱した息をブルーのシャツに押しつけて、耐えている。ときおり細い小さな靴がぐんと宙を蹴り飛ばし、ひくりと跳ねあがった。



「あ、ああ」
シルクの手袋をつけた指で、そっと幼い性器に触れた。
無理矢理年齢にそぐわない快楽を引き出してしまったため、正常な反応はとても届かないが幼くてもしっかり快楽の証を示していた。

 

傷つけないように柔らかなシルクでそっとふれると、耐えきれなくなったのかくぐもった声をあげて、探偵は怪盗のジャケットごしの腕に噛みついた。どうせ吐精は出来ないため、刺激は後ろだけに専念することにする。中を慎重にさぐると、ますます小さな体は汗ばんでのぼせあがった。



「や、キッ、ド……も、やめっ、ろっ」
「やめない。おめーが全部くれるって言ったんだぜ?」


いつもの皮肉や憎まれ口が弱々しい懇願に代わる。キッドは少しだけ自分の中に意地悪をしたくなる心を発見してしまって困惑した。
 

「奪うんじゃなくて、くれるんだろ?」
頬やこめかみや鼻の先にキスをしながら指の出し入れを激しくすると、小さな探偵はすぐに限界を迎えた。ぶるぶると体を震わせて、射精は出来ないもののだからこそ余韻を長引かせてしまったのかぐったりと体の力を抜いた。

 

「はっ、ぁ……ン、サイアク、だる……この、犯罪者……」
「合意の上だったと思うが?」
「……バーロ、」


寝言のような甘い罵声。キッドは聞きながら乱れた汗をぬぐってやり、シャツのボタンを止め直してやった。彼はよほど疲れたのか、行為が終わってもされるがままだった。ぼんやりと潤んだ瞳がなんとはなしに、甲斐甲斐しく世話をするキッドの指先を見つめる。その瞳がだんだん眠たそうに閉じられる。ゆっくり、月が欠けるような瞬きが重くなる。




とうとう、完全に体の力が抜けて、コナンは眠りに落ちた。怪盗の腕の中で意識を手放すなど、前代未聞のことである。こうして眠った彼を抱き上げていると、7才の子供を、よく似た弟を、抱いてあやしているようにしかみえない。しかし真実には随分遠い。



起こすのも忍びなく、かといってこのままハンググライダーで連れ帰るのも安全面に問題があって、と理由をつけながら本当はただ抱いているぬくもりから離れたくないだけだった。あそこの月が向こうに見えるあの鉄塔に掛かるまで、と言い訳しながらキッドはコンクリートに腰掛けたまま夜空を見上げた。

 

 


犯罪者2





――――――――

初のコナン受けR18
自分の中でコナン受けのR18は書かないと思ってたのに最後の砦がくずれた\(^o^)/


お気に召したらぽちっといただけたら嬉しいです

 

 

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