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名探偵コナンの二次創作サイト。18歳未満の方は御遠慮ください。公式とは一切無関係です。 取り扱いカプ→快新・Kコ・その他コナン受 基本R18、管理人の趣味により猟奇、ヤンデレ、他者モブ×受けなフルボッコ話もあるかと思うので閲覧にはご注意ください。

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「誘拐3」キッド×コナン

お久しぶりです!
全然進まない、おかしいね!!!\(^o^)/ですがこれはいちおうここで完結です。




誘拐
「こんな時でも目を逸らさないんだな、おまえは」


 

小さな体を膝に抱き上げて、ソファに座ると、重みでスプリングが柔らかく軋んだ。
以前した時は冷たく固いコンクリートの上だったから、それだけでいやでも緊張は高まった。

「……後悔してもしらねぇぞ?」
「やらずに後悔するよりかはいくらかマシだろ」

「一応、聞いたからな」
「……あぁ」

リボンタイを外すのも、シャツをたくしあげるのも、ファスナーを下ろすのも、あまりに小さいから片手で容易に出来る。もう片手は探偵が落ちないように軽く腰を支えるように腕を回す。

 

生意気で、容赦なくて、真っ直ぐに前だけ見て突き進む悪を許さない探偵が、その小さな体を怪盗の腕に預けていた。それだけで怪盗の胸は感動に震えたし、探偵の肩は物理的な肌寒さに震えていた。


「こんな時でも目を逸らさないんだな、おめえは」

怪盗は、脱がされつつあるコナンが頬を赤らめながらもあまりに真っ直ぐに自分を見上げるから、髪を梳きながらそんなふうに囁いた。正直なところ、目を逸らしてしまいたいのは自分の方だった。理知的な蒼い慧眼に射貫かれて、彼を前にした犯罪者はこうやって堕ちていくのだろう。真実を暴く探偵の深淵に。

 

「ハッ。目を逸らす?そんな勿体ないこと誰がするか」

コナンは唇を舐めると、キッドの素顔の頬に触れた。
ぺたりと這う小さな手。キッドもこれ以上は遠慮しなかった。にコナンの下穿きを全て脱がすと以前したように尻の狭間に手を添わせ、狭い入り口を探り当てた。

 

「……んっ、んくっ」

震えるそこは、あっけなくキッドの人差し指を受け容れた。
一度目からそんなに日が経ってないせいか、指先がするりと体内に飲み込まれた事実にコナンよりも、むしろ仕掛けたキッドのほうが驚いた。

 

「は、ぁっ……」

さすがに指の付け根まで埋め込むと辛そうに吐息を漏らしてキッドの胸にしがみつくように身体をあずけたが、抵抗するそぶりは見せなかった。じわりと浮いたひたいの汗をぺろりと舐めとると塩辛い味がした。


「指、動かすよ?」
「い、から…早くしろよ」

シャツにすがる指先にぎゅっと力が込められ、しかし目は逸らされない。潤んだ大粒の瞳には、幼い子供には相応しくはない情欲に塗れた色があった。埋め込んだ指の関節を曲げて内壁を擦ると、ア、と掠れた悲鳴があがった。

 

キツさを確かめるようにぐるりと指を動かすと、子供の体温の直腸は侵入者をはばむようにぎゅうぎゅうと締め付けた。彼を感じさせなければ意味がない。かき混ぜるだけではなく深く浅く、出し入れをする。根気よく解して行くうちに肉の圧迫が弱まり、比例して感じ入っているような震えが伝わった。キッドは注意深くタイミングを見計らいながら、くぷりと開いた小さな穴になんの前触れも宣言もなく、もう一本、今度は中指を追加した。

 

「……、ぁっ!!」
「力抜け。このくらいイけるだろ?」
「あ、ああ」


掠れてはいたがしっかりと返事をして、腕の中で大人しくなる。
普段の彼からは想像もつかない従順さだ。

 

前回は指一本だったから、今夜はそれより少し先に進んだことになる。
幼い子供の身体を少しずつ開かせていく背徳感。

 

「息とめんな、そうすりゃ楽になるから」
「ん、あ、……」

コナンはキッドの胸に頬と耳を押しつけたままだった。その心臓の鼓動にあわせるようにゆっくりと息を吐いた。とくりとくり。シャツごしに暖かい吐息がぶつかり、キッドの心音はあがっていく。中身が自分と同じ年の、それなりに性行為にも興味のある高校生だとわかっていても、埋めようがない見た目のハンディキャップがじりじりと炎をくすぶらせるのだ。


「ん、ん、…ふはっ…」
ハタから見れば幼い子供が青年の胸に抱きかかえられてぐずっているようにしか見えない。それは真実とは違う。本当は、ただ対等に愛し合いたいだけだった。身体の奥まで。小さな足が宙を掻いて、くたりと弛緩する。ぷくりとふくれた性器からは勃起しないままとろとろと蜜が零れる。ぶるぶると激しく身体を震わせ、声もなく目を固く瞑る様子に、怪盗はちゃんと気付いて優しく髪を撫でた。


「……おつかれさま、名探偵?」


その声には既にみじんも欲情の名残はなく、コナンはむっと頬を膨らませ抗議の声をあげようとした。その唇を、怪盗の指が内緒話をするように塞ぐ。



 

「さあ名探偵、覚悟はok?Are you ready?」




怪盗はニッと笑みを浮かべて歌うように囁いた。
唇に押し当てられた指先に、コナンはカリッと歯をたてる。



「……off course」


道なき道を月だけが照らしていた。







誘拐




 


――――――

 

「「覚悟はok?」に対するコナンの返事は、「もちろん」の「of course」と、「道を外れる」の「off course」をかけています。一応これで完結です、ありがとうございました!次は新一受け持ってきます。


お気に召したらぽちっといただけたら励みになります!

 

 


 

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